タンパク質が不足すると太りやすい体に変わる!


“ダイエット”と聞けば、どうしても辛い食事制限をしなければならないと

思い込んでいる人がまだまだ多いようです。



確かに、食べ過ぎの食事が原因で太ってしまった人は、

適正量の食事に戻すために食事制限が必要ですが、

食事制限だけで痩せようとするダイエット法には、さまざまな弊害があります。



例えば、最近は、炭水化物や砂糖などをできるだけ避ける

低糖質ダイエット法が流行っていますが、

体は糖質が不足すると脳がエネルギーが不足している状態と判断してしまいます。



すると、体は飢餓状態にあると思い、

蓄えていた体脂肪をできるだけ消費しないようにし、

さらに、交換神経の働きを低下させ、体温を下げるなどして体の活性を下げて、

エネルギーを消費させないようにと働きます。



その結果、体がだるくなって疲れやすくなり、頭がボーッとするなど、

不健康で太りやすい体に変わってしまいます。



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こうした糖質不足の問題の他に、食事制限によってタンパク質が不足すると、

また別の大問題が発生します。



体は、空腹になると血糖値が低下しますが、

ここでタンパク質摂取が不足した状態であると、血糖値を一定に保つために

どんどん筋肉がアミノ酸に分解されて血液中に放出し、

エネルギーとして消費されます。



その結果、筋肉量はどんどん減少して基礎代謝量の低下につながり、

太りやすい体に変わっていきます。



また、ダイエットやボディメイクのために筋力トレーニングをして

頑張っている人は多いと思いますが、

いくらハードな筋力トレーニングを行っていても、

タンパク質が十分に摂取できなければ筋肉の成長は期待できません。



わざわざ苦労して、筋肉を疲労させただけに終わってしまいます。



さらに、体脂肪を燃焼させる効果を期待して

ウォーキングやジョギング、サイクリングなどの有酸素運動を

定期的に行っている人も要注意です。



確かに、有酸素運動で糖質や体脂肪がエネルギーとして消費されますが、

同時に、筋肉も分解されてエネルギーとして消費されてしまいます。



筋肉のほとんどはタンパク質で構成されているので、

しっかりタンパク質が摂れていないと、筋肉量の減少につながってしまい、

せっかく汗を流して有酸素運動に励んでも、太りやすい体になり、

リバウンドが襲って来るという悲しい結果になってしまいます。



そもそも人の体は、筋肉をはじめ、

内臓、血液、皮膚、髪、爪などのほとんどは、タンパク質で構成されており、

体の機能を維持するために働く酵素などの物質までも

タンパク質が材料となっています。



特に筋肉は、水分以外の約80%はタンパク質が占めています。



なので、タンパク質は、筋肉づくりだけでなく、

体を構成する材料として絶対欠かすことのできない重要な栄養素になります。



日頃の食事で、タンパク質が不足しないように十分に注意して下さい。